事例068大腿骨粉砕骨折・橈骨骨折・鼻骨骨折
会社員が手関節の可動域制限及び足の短縮により併合9級の認定を受け3,300万円を獲得した事例
最終更新日:2019年10月23日
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 3,300万円
- 怪我の場所
-
- 手・肩・肘
- 足・股・膝
- 後遺障害等級
-
- 9級
- 10級
- 13級
事故発生!バイク対自動車の事故
平成24年4月、中村弘さん(仮名・取手市在住・30代・男性)が、バイクで走行中、突然路外から飛び出して来た自動車と衝突し転倒。中村さんは道路に投げ出されました。
相談から解決まで
事故により、中村さんは、全身を強打し、大腿骨粉砕骨折、橈骨骨折、鼻骨骨折の重傷を負いました。すぐに病院に運ばれ、2ヶ月間の入院を含む約8ヶ月の治療を行いました。
事故後約1ヶ月後に中村さんのご家族が当事務所までご相談に来て、すぐに当事務所で受任しました。当事務所が代理で被害者請求を行ったところ、左手関節の可動域が2分の1に制限されていること及び疼痛を理由として後遺障害第10級10号が認定されました。さらに、右下肢の短縮を理由に後遺障害第13級8号が認定され、結果として、併合9級の後遺障害が認定されました。(この時点で、自賠責から600万円が支払われました。)
その後、保険会社と交渉を重ねた結果、裁判を起こさずに最終的に約2,700万円(既払金を除く)の保険金が支払われることで合意できました。
当事務所が関わった結果
当事務所が後遺障害等級認定前から受任した結果、適切な後遺障害等級が認定され、訴訟提起することなく、裁判基準に近い水準で和解することができました。
解決のポイントは以下の点です。
1事故後早い時期からの代理
本件は、事故後約1ヶ月で事務所に相談があり、受任に至りました。受傷部位が多岐にわたったことから、カルテや診断書等を十分に検討した上で、被害者請求をサポート。結果として、適切な後遺障害の認定をスムーズに受けることができました。 相手方保険会社は当事務所の請求を認め、算定期間10年で和解することができました。
2過失割合
当初、保険会社は中村さんに10%の過失があると主張していましたが、刑事記録等を取り寄せ、証拠を集めて交渉した結果、最終的に中村さんの過失は5%ということで合意できました。
依頼者様の感想
職場復帰する日が決まっていたので、その前までに終わらせることができてよかったです。これで安心して仕事に復帰できます。今回は本当にありがとうございました。(平成26年4月23日掲載)
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