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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

90 保険会社担当者には裏がある(弁護士 根來 真一郎)

保険会社担当者の対応には満足していたが・・・

「賠償金の額が低過ぎるのではないか」と相談にいらっしゃった被害者の方から、交渉の依頼をいただきました。

とても穏やかな依頼者の方で、交通事故の被害者であるにもかかわらず、相手方保険会社担当者には充分な対応をしてもらっており、特に不満はないとおっしゃっておられました。

しかし実際は・・・

しかし、依頼者の方が相手方保険会社より提示された和解の内容は、驚く程に低額の内容でした。約300万円の提示がされていてもおかしくない事案にもかかわらず、約150万円の提示がされていたのです。私は、提示された内容が低額であることを説明し、交渉の依頼をいただきました。

保険会社担当者のあからさまな対応

その日の夜、たまたま保険会社担当者が、依頼者の方に電話を掛けたとのことです。依頼者の方が「弁護士に依頼するつもりである」旨を伝えたところ、保険会社担当者は「弁護士に依頼しないのであれば、さらに70万円増額します」と依頼者に告げたとのことでした。 依頼者の方からその報告をいただいた際には、私は保険会社担当者の余りにあからさまな対応に唖然としながら、それでもなお低額なので、交渉を続けることとしました。

保険会社担当者が隠していた特約の存在

その後交渉を続け、相手方保険会社より、約290万円位であれば支払うとの回答を引き出しました。私は依頼者の方と相談し、粘り強く交渉を続けることにしました。しかし保険会社担当者は、「これ以上は絶対に無理である」と要求を拒絶し続けました。それでもこちらが要求を続けたところ、保険会社担当者は、「実は、特約がありまして・・・」と賠償が増額される特約の存在を明かしました。私は、特約の存在をこの段階まで隠し続けた保険会社担当者に呆れつつ、最終的に約350万円で和解することとなりました。

保険会社担当者には裏がある

保険会社は営利企業であり、保険会社担当者は保険金支払額が少ない程社内で評価されます。そう考えると、被害者の方がどんなにいい保険会社担当者と思っていても、裏では保険会社担当者は保険金支払額を少なくするため、あらゆる手を尽くしていることが想像できると思います。交通事故被害者の方には、保険会社担当者には裏があるということだけは、頭の隅に置いておいていただければと思います。

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