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弁護士費用特約

最終更新日:2024年7月2日

監修者:よつば総合法律事務所
弁護士 大澤 一郎

弁護士費用特約

弁護士費用特約があるときは弁護士に相談や依頼をしましょう。補償額が増える確率が高いです。
この記事では交通事故の被害者にむけて、特約を利用できる場合、利用するメリット、利用の流れなどを交通事故に詳しい弁護士がわかりやすく解説します。

弁護士費用特約とは

弁護士費用特約とは、弁護士に相談したり依頼したりする費用を保険会社が補償する特約です。

弁護士費用特約が付いている保険

弁護士費用特約に入っているかどうか確認するにはどうすればよいでしょうか?
弁護士費用特約は次のような保険に付いていることがあります。

  • 自分の自動車保険
  • 自分のバイクの保険
  • 自分の個人賠償責任保険
  • 自分の火災保険
  • 自分の医療保険
  • 自分のクレジットカードの保険

交通事故の被害にあったら自分の保険を確認してみましょう。

弁護士費用特約が補償する内容

弁護士費用特約は次のような費用を補償します。

  • 弁護士への相談料
  • 弁護士へ依頼したときの着手金や報酬金
  • 弁護士へ依頼したときの実費

弁護士費用特約の上限額

相談料の上限は10万円、弁護士費用や実費の上限は300万円が多いです。

上限を超える事案は重度の後遺障害事案などに限られます。そのため、特約に加入していると弁護士費用の負担なく弁護士に相談や依頼ができます。

補償の上限
相談時の費用 10万円
依頼時の費用
(着手金や報酬金等)
300万円

弁護士費用特約が利用できないとき

運転者に大きな問題があるときは弁護士費用特約を利用できません。
たとえば次のような場合は利用できません。

  • 本人の故意や重過失で発生した事故
  • 本人の無免許運転や薬物の影響により正常に運転できない状況で発生した事故
  • 本人の酒気帯びや飲酒状態で発生した事故

家族や同乗者も利用可能

では弁護士費用特約が利用できるのは契約した本人だけでしょうか?
契約した本人だけでなく、家族や同乗者も利用できることが多いです。

契約をした本人以外で弁護士費用特約が利用できるのは次の範囲が一般的です。

  1. 配偶者
  2. 同居の親族
  3. 別居の未婚の子
  4. 契約車両に同乗していた人

具体例①配偶者の車での事故

【事案】
夫婦で2台車を持っています。
弁護士費用特約が夫の契約にはあり、妻の契約にはありません。
妻が1人で自分の車を運転中に事故にあいました。

【解説】
夫の契約の弁護士費用特約が利用できるでしょう。
夫の車に同乗中の事故でなくても利用可能です。

具体例②子供の歩行中の事故

【事案】
親の保険に弁護士費用特約があります。子供が歩行中に車にひかれました。

【解説】
親の弁護士費用特約が利用できるでしょう。
歩行中の事故でも利用可能なことが多いです。

具体例③友人の事故

【事案】
友人を乗せて車を運転中に事故にあいました。

【解説】
契約車両に同乗している人は弁護士費用特約を利用できるでしょう。
自分だけでなく友人の被害分も利用可能です。
1人ごとに相談料10万円、弁護士費用300万円までは補償対象となります。

弁護士費用特約が利用できる範囲は広いです。
事故にあったら保険の内容を確認してみましょう。

弁護士費用特約の利用の流れ

では弁護士費用特約を利用するときはどうすればよいでしょうか?

まず弁護士費用特約に加入しているか確認しましょう。
加入しているときは弁護士を探して相談や依頼をしましょう。

保険会社に相談すれば弁護士を紹介してくれるときもあります。
ただし保険会社が紹介した弁護士でなくても弁護士費用特約の利用は可能です。

弁護士に相談や依頼後は弁護士が手続きを進めてくれます。

利用するメリット

では弁護士費用特約を利用するメリットは何でしょうか?
①費用を気にせず弁護士に依頼できる②補償額が増額する③適正な補償額か確認できる④面倒な手続きが減るというメリットがあります。

メリット①費用を気にせず弁護士に依頼できる

弁護士に依頼すると弁護士費用が発生します。しかし弁護士費用特約があれば実質的に弁護士費用の負担は0です。そのため費用を気にせず弁護士に依頼できます。

メリット②補償額が増額する

弁護士に依頼すると補償額が増額することが多いです。特に慰謝料は増額する確率が高いです。

弁護士費用特約があると弁護士費用の負担はありません。
そのため増額した慰謝料などは全て皆様の手元に残ります。

メリット③適正な補償額か確認できる

不当に低い金額での示談は絶対に避けたいです。
弁護士に相談や依頼をすれば適正な補償額か確認できます。

メリット④面倒な手続きが減る

弁護士に依頼すると面倒な手続きを弁護士が代わりにできます。
保険会社対応も弁護士がしますので皆様のすべきことが減ります。

利用するデメリット

弁護士費用特約を利用するデメリットは特にありません。
特約を利用しても翌年以降の保険料は上がりません。

まとめ:弁護士費用特約

弁護士費用特約は、弁護士に相談や依頼する費用を保険会社が補償する特約です。
契約した本人だけでなく、家族や同乗者も利用できることが多いです。
弁護士に依頼すれば補償額が増額するなどのメリットがあります。弁護士費用特約があるときは弁護士に相談や依頼をしましょう。
注 個別の契約内容により弁護士費用特約の内容が異なることがあります。気になるときは保険会社にお問い合わせ下さい。

(監修者 弁護士 大澤 一郎

弁護士費用特約の参考リンク