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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

06 交通事故と生命保険(弁護士 前田 徹)

交通事故の際の保険といえば…

生命保険の契約書交通事故の際の保険といいますと、通常は「損害保険」を思い浮かべると思います。
しかし、被害者の方ご自身が加入されている「生命保険」も、交通事故による障害の程度により有利に使える場合があるということをご存じでしょうか?
私は、重度の後遺障害が残ってしまうような被害者の方のご相談時には、損害賠償(損害保険)のお話しだけでなく、生命保険についてもお話しをさせていただいております。
今回は、あまり知られていない交通事故と生命保険について、お話しさせていただきます。

高度障害保険金

まず、交通事故により、言語や咀嚼の機能を完全に失ったり、両上肢や両下肢を失ってしまうような高度障害状態になってしまった場合には、ご自身の加入されている生命保険から、死亡保険金額と同額の保険金が支払われることがあります。
つまり、通常は死亡した場合に遺族の方に支払われる保険金が、死亡する前に被保険者の方に支払われることになります。

保険料の払込免除

次に、上記のような高度障害状態とまではいえないが、重度の障害を負った場合、例えば、一方の上肢や下肢を失ったり、両耳の聴力を失ったりした場合には、今後支払う予定の保険料が免除になる場合があります。
本来は、保険料を払い続けなければ当然に保険契約が解除されてしまうのですが、重度の障害を負った場合には、それ以降の保険料の支払いを免除された上で、死亡時には満額の死亡保険金が支払われる場合があります。

契約内容の変更

交通事故により、重度の障害を負ってしまった場合には、それまでとおりの仕事ができず、収入が下がり、生命保険の保険料の支払いを続けていくことが困難になることがあります。他方で、一度生命保険を解約してしまうと、その後に新たに生命保険に加入することは難しい場合があります。
そこで、保険料の支払いを抑えて、かつ保険契約を継続する方法として、保険金額を減額するという契約内容の変更を行うことがあります。

注意点

注意点としては、高度障害の内容や重度の障害の内容は、保険会社との契約で定められていますので、約款をよく読むことが重要です。直接保険会社の担当者に問い合わせをするのもよいと思います。
また、医師に診断書を書いてもらう必要があるなど、申請の手続が大変で被害者の方ご自身ですべて行うことが難しいということも挙げられます。

当事務所のこだわり

我々は、交通事故の被害者の方には、適切な賠償を受けていただくことは当然として、その他に少しでも被害者の方のお役に立てることはないかと日々考えております。生命保険に関する情報の提供もその一環だと考えております。
これからも、真の被害者救済を目指して、活動して参ります。

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