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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

19 実は奥が深い、社会保険と交通事故との関わりについて(弁護士 三井 伸容)

ケガや病気などをすると、突然身の回りに「~保険」という用語が飛び交うことになります。
交通事故では、後遺障害の認定などで関わる「自賠責保険」や示談交渉相手となる「任意保険」などがまず思い浮かぶ「保険」です。
これ以外にも、状況によっては「健康保険」「国民年金・厚生年金」「労災保険」など、様々な社会保険制度が問題になることもあります。
普段はあまり関わることがないため、これら様々な「保険」が混同されたり、複雑に絡み合って混乱をしてしまうことが多いようです。
(病院の窓口担当の方や保険関係者などが被害者の方に対して、やや不適切な説明をしてしまっている場合もなくはありません)
実際にご相談にいらっしゃる方の中でも

「保険会社に治療については健康保険を使えと言われたけど、病院に行ったら健康保険は使えないって言われた。」
「今回は仕事中の事故だから労災と任意保険を組み合わせて使うと保険会社に言われたんだけど、今後の手続がどうなるのかよくわからなくて不安だし、結局何がどのように補償されるのかがよくわからない。」
「労災を使って治療していて、今示談の段階なんだけど、損害賠償額の総額から差し引かれている労災と保険金の意味が保険会社の説明を聴いても良くわからない。」

なんて声を耳にすることがあります。

各社会保険制度は、交通事故とそれぞれ密接にかかわっており、専門家でないとなかなか理解できない非常に複雑な仕組みとなっているのが実態です。

そのため、このような複雑な仕組みを理解できないのは当然ですし、各手続を間違えずにきちんと処理していくには、一般常識部分を超えた社会保険に関する知識がある程度必要になってきます。

さらに一歩進んで、実は社会保険制度をうまく利用すると「被害者の方にメリットがある」こともあります。
典型的なケースとしては、保険会社から治療費を打ち切られてしまった場合に健康保険や労災保険で治療を継続することが出来る余地があったり、また被害者側の過失がある程度認められる場合でも健康保険や労災保険を利用することでうまく治療費を抑えてトータルでは多少得をする可能性があったりします。
他にも色々あります。

交通事故と社会保険制度に関しては、交通事故に関わる弁護士であればある程度理解しているところだとは思いますが、弁護士だからといって全員が必ず理解しているとも断言しづらいところです。

弊所では、社会保険制度の理解を深め、より被害者にメリットがあるサービスを提供するために、社会保険に関する国家資格である「社会保険労務士」の資格を有している弁護士を在籍させ、日々研鑽を積んでおります。
そのため、各社会保険に関わるような交通事故についても、お気軽にご相談頂ければ幸いです。

(文責:弁護士 三井 伸容

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