メニュー
よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

25 事故現場を実際に確認することの重要性(弁護士 粟津 正博)

事故現場交通事故のご依頼を受ける際、私たちは、まずは被害者の方のお話を伺います。

お怪我の状況や、損害の状況などを確認させていただき、その回復のための手段を検討します。

そして、事故の態様も、

  1. ①人身の傷害に関して、事故との因果関係や、傷害の程度を知る手掛かりになることがありますし、
  2. ②過失割合を決める上で重要な要素になることもあります。

そのため、事故の態様も重要です。

当事者が互いに動いている状況下での事故の場合には、事故の態様について双方の言い分が食い違うことがあります。
このような場合には、詳細にお話をお伺いし、他に同乗者や目撃者の方にお話を伺います。
また、専門の調査会社に現地の状況や、車両の損傷状況の調査を依頼して、事故の態様を事後的に検証します。
さらには、警察においても物件事故報告書や実況見分調書といった資料を作成していることが通常ですので、これらを弁護士が代理して謄写します。

さらに、事故現場に足を運ぶことで、新しい発見があることがあります。
以前とある駐車場における事故で、双方の言い分が食い違っており、現地に行って、確認した結果、駐車場の走行ルールを記載した看板を発見したことがありました。私は、その看板を写真に収め、報告書を作成して、保険会社に提出ました。

その結果、よりこちらに有利に交渉を進め、早期に適正な事実関係の下で解決が出来ました。
この看板の情報は、警察の資料にも、調査会社の資料にも記載されていないものでしたので、現地に足を運ぶことが非常に重要であったと思います。

また、他の事案でも、被害者の方と一緒に現場を検証させていただき、道路幅や交通の混雑状況を確認して、より具体的なお話を伺い、有益であったこともありました。
現地には、例えばミラーや、側溝、道路の混雑状況など警察の作成する資料に記載されていない様々な情報があることがありますので、事故現場の確認は重要です。

事故の態様について、相手が虚偽や適当な内容を述べていると思われる場合、被害者の方としても簡単に納得できるものではありません。
そのような場合、どれだけ、客観的な資料を収集し、こちらの言い分を裏付け、相手の言い分の矛盾点をつくことができるかがポイントです。ともすれば、書面上の資料や当事者の言い分だけで、話が平行線に陥っている場合もあり、現場に足を運ぶことでより有利な情報を入手できることがあります。

(文責:弁護士 粟津 正博

よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」一覧へ戻る