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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

36 医師への面談により早期かつ妥当な解決を実現(弁護士 大澤 一郎)

医師への面談の重要性

医師面談医師に意見をいただく場合、文書での照会を行う方法と、直接弁護士が病院にお伺いし、医師と面談する方法があります。
そして、医師への面談は極めて重要なことが多いです。

特に、重度後遺障害の案件で医師面談により協力が得られるかどうかは、損害額が数千万円単位で変わってくる位の重要な違いがあります。

頸椎症性脊髄症の事案

被害者の方は頸椎症性脊髄症と診断され、手術の結果、後遺障害等級7級4号の「神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの」という後遺障害認定結果となっていました。

後遺障害認定結果の検証及び交渉

過去の私たちの経験からすると、比較的後遺障害認定はよく認定されているという印象でした。むしろ、より低い等級もありえるのではないかという事案でした。

保険会社と任意の交渉を行いましたが結論が出ず、紛争処理センターへの申立を行いました。

素因減額の主張と医師面談

保険会社からは50%以上の大幅な素因減額の主張が出てきました。私からは被害者ご本人が治療を受けた複数の医療機関に照会状を出し、書面による照会をしました。

他方、主治医の意見が重要であったことから、病院は遠方ではありましたが、私自身が主治医とアポイントを取り面談をしました。
医師面談をした結果、このまま紛争を長期化したり、訴訟を提起したりするとむしろ損害額が減ってしまう可能性が極めて高いことがわかりました。

そのため、ご本人に現状を説明し、紛争処理センターでの早期の和解による解決を行うことができました。

医師面談の重要性

結果的に医師面談をしなくても、ご本人が早期に和解したいという希望を有していれば結果は同じだったかもしれません。

しかしながら、私としては、本来認められるべき損害はきちんと認めさせたいという想いがありますので、医師が当方に有利な意見を持っているのではという望みを持って医師面談を行いました。
具体的な検証もせずに解決をするのと、医師の意見も確実に面談した上で確認の上で解決をするのでは、金額としては同じ解決水準であったとしてもプロの弁護士として胸を張れるという点では全く違います。

7級4号の後遺障害となりますと数千万円の損害額となりますので、ご本人にも十分に納得いただける水準での和解でしたので本当によかったと思います。

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