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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

37 事故現場の確認をし、裁判で有利な解決ができました(弁護士 大澤 一郎)

交通事故の事故状況を示した書面

交通事故現場警察が作成した実況見分調書・写真、調査会社が作成した図面・写真などが裁判で利用されることはよくあります。
私たちの事務所でも図面を作成する専門の業者と連携しています。

また、グーグルストリートビューでもある程度の現場の状況はわかります。
しかし、事故状況が本当に争いとなると図面や書類だけの机の上だけではわからないこともよくあります。

裁判でお互いの言い分が真っ向から食い違った事案

事故状況について、お互いの言い分が真っ向から食い違っている事案がありました。
もちろん、私はご本人の言い分が正しいと確信しているのですが、他方、法律のプロである弁護士として「裁判官がこの資料を見たらどちらの言い分が正しいか迷うだろうな」とも感じました。手元にある資料を確認しても、どちらの言い分が正しいという決定的な証拠がないのです。

そこで、自ら現地調査にいって現地を確認した上で、写真をとってくることにしました。

現場の図面が微妙に違っていた!

記録上は、片道2車線でまっすぐな国道での事故でした。警察の図面もそのようになっていました。
しかし、実際に現場にいってみると片道2車線ではあるのですが、事故現場付近だけ微妙に右カーブになっていることがわかりました。
他の部分は直線ですが、事故現場付近だけ右カーブなのです。しかも、右カーブになっている事故だとすると、物理的に相手の主張する事故状況になる確率は極めて低いのです。

私は、現場が微妙に右カーブになっていることを写真撮影、証拠化し、裁判所に提出しました。
写真があったおかげで裁判官も私と全く同じ印象を持ったらしく、「相手の言う事故状況にはならない」と言いだしました。

そのため、結果的に裁判の判決では当方の主張が100%認められました。

迷ったら現場を見る!

警察作成の実況見分調書は正確であることが多いです。
しかし、微妙なずれがあったり、一部不正確な部分があったり、加害者側だけの主張を元に記載がしてあることもあります。

また、物件事故報告書の場合にはかなり事実と異なる記載がなされていることも多いです。
ご本人からの指摘があれば当然事故現場の状況と図面が違うことは主張しますが、本件事故ではご本人も事故現場付近が右カーブになっていることを認識していない事故でした。

「迷ったら現場を見る」ことの重要性を再確認しました。

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