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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

85 ポイントを見極める!その1 通院のポイント(弁護士 前原 彩)

交通事故の場合、ポイントを見極めて手続を行っていくことは本当に重要です。
やみくもに手続を進めていくだけでは、実態にあった結果が得られにくいうえ、解決までにかなりの時間を要することになってしまいます。

私たちは、損害賠償の知識・戦略だけではなく医学的な知識も踏まえてポイントを見極めて、「何がその被害者の方にあった手続か?」を常に考えながら行動しています。
今日は、各段階におけるポイントについて紹介したいと思います。

解決までの基本的な流れ

交通事故の場合、解決までには以下のような流れをたどります。

①事故発生

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②通院開始(治癒または症状固定まで)

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③等級認定申請(自分で申請するいわゆる被害者請求、加害者保険会社が申請するいわゆる事前認定の2パターンあり)

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④等級認定に不服がある場合、異議申立

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⑤等級確定後、賠償交渉や裁判

という流れで進んでいきます。

私たちは通院から賠償交渉までの各段階でそれぞれポイントを見極めて行動をしています。
それでは、通院のポイントから見ていきましょう。

通院のポイント 1

通院のポイント1は、まず、【定期的に通院すること】です。
当たり前ですが、人は「痛いから病院に行って治してもらう」のです。
定期的にきちんと通院しているということは痛い状態が症状固定まで継続しているということを示す客観的資料になります。
被害者の方の中には、仕事を持っていたりして、定期的な通院が難しい方もいます。仕事が忙しく、通院できなかったという方もいます。

しかし、その場合でも、土曜日にやっている整形外科に通院し、週に1度は必ず病院に通えるようにするなど、工夫しながら通院した方が良いです。

病院に通う期間が空いていたり、不定期にしか通っていなかったりすると、等級認定申請をした際に、「病院に行っていない期間があるということは、その間はそれほど痛くなかったのではないか?」とか「不定期にしか通っていないということは、日常生活において痛くない場合も多かったのではないか?」という穿った見方をされてしまい、納得のいく等級を取れない原因になりかねません。

通院回数・通院頻度というのは後から他の資料で補完のできない客観的資料になってしまいますので、そのためにも事故直後から定期的に通院しましょう。
私たちはお客様からご相談を受けた際、お客様の症状に合わせた通院の仕方や病院の選び方までアドバイスさせていただき、被害者の方が適切な通院が出来るよう心がけています。

通院のポイント 2

通院のポイント2は、画像の撮影です。
病院に通院した際に、レントゲンだけではなく、MRIも撮ってもらいましょう。
事故後すぐに整形外科を受診していればたいていの場合、レントゲンの撮影をしていると思います。
レントゲンの場合、そこからわかることは「骨が折れているかどうか」です。

レントゲンは、骨などの構造的な異常を調べる目的で撮られるものであり、その性質上、神経系統の異常や軟部組織の異常を判断することはできません。
そのため、頸椎捻挫や腰椎捻挫のように、特に骨に異常はない傷害の場合、レントゲンだけ撮っても「何も異常はない」という結論で終わってしまいます。

そのため、レントゲンとは別に、MRIも撮ってもらった方が良いです。

MRIの場合、神経まで撮ることが可能ですので、頸椎捻挫や腰椎捻挫の場合、神経が圧迫されているのではないかということまで調べることができます。
私たちは、ご相談いただいた被害者の方の症状や事故状況に応じて、主治医にどのような画像を撮ってもらうのが良いのか、どういうポイントで撮ってもらうのが良いのかをお伝えできるよう心がけています。

(文責:弁護士 前原 彩

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