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交通事故の相手が無保険でした。私の怪我や車の損害は賠償してもらえないのですか?

2019年03月08日
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交通事故の相手が無保険でした。私の怪我や車の損害は賠償してもらえないのですか。


いいえ、そのようなことはありません。相手が無保険の場合、相手本人に対して損害賠償請求が可能です。相手が自賠責に入っていたら自賠責からの保障がありますし、自賠責にも加入していない場合「政府保障事業」から支払いを受けられます。


交通事故 : 無保険


◆加害者本人の責任


故意や過失によって交通事故を起こした場合、加害者には「不法行為責任」や「運行供用者責任」が発生します。そこで被害者は加害者に対し、発生した損害について賠償請求できます。


賠償金として請求できるのは、以下のような損害です。



相手が保険に入っている場合と同じように、本人に対しても発生した損害についてすべて支払いを求められます。


相手が支払わない場合、裁判を起こして判決で支払い命令を出してもらえます。




◆自賠責保険


相手が無保険の場合、十分な資力がないことも多く、支払いに応じてくれないケースもあります。そのような場合でも、相手が自賠責保険(共済)に加入していたら自賠責保険・共済から最低限の保障を受けられます。


任意保険は加入が自由なので入っていない人が2〜3割程度いますが、自賠責は強制加入なのでほとんどの人が入っています。


自賠責保険から支払いを受けたい場合には、相手の入っている自賠責保険や共済組合に対し、「被害者請求」という方法で保険金の請求を行います。


すると自賠責保険や共済で調査が行われ、決定された保険金が被害者宛に直接振り込まれます。


ただし自賠責保険は「被害者へ最低限度の保障をするための保険」なので、支払金額は多額ではありません。発生した損害に対して不足する部分については加害者本人に請求する必要があります。




◆政府保障事業


無保険で自動車やバイクを運転するような人は、自賠責保険にも入っていないことがあります。その場合には「政府保障事業」という制度を利用することにより、最低限の保障を受けられます。


政府保障事業とは、相手方が自賠責にも入っていないケースやひき逃げなどで被害者が自賠責制度による保障すら受けられない場合に、代わりに国が「てん補金」というお金を支払ってくれる制度です。


てん補金の金額は、自賠責保険の保険金と同水準となります。


政府保障事業によっても全額の損害についての保障に足りないことが多いので、不足分は加害者に請求する必要があります。



交通事故で加害者が無保険でも損害賠償を諦める必要はありません。お困りでしたら一度弁護士までご相談下さい。


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(よつば総合法律事務所 弁護士 松本達也)

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