メニュー
交通事故知識ガイド交通事故と物損Q&A

事故後から車の修理が完了するまでレンタカーを使いました。このレンタカー代は全額損害として認められますか。

Q8:事故後から車の修理が完了するまでレンタカーを使いました。このレンタカー代は全額損害として認められますか。
A認められない場合もあります。

レンタカーを代車として使用すること自体は認められる

レンタカー事故によって車が傷つき、その車の修理中、レンタカーを代車として使用すること自体は認められますし、実際にレンタカーを代車としている場合も多いです。

もちろんこれは前提として、代車を使用する必要性が認められることが必要です。

ずっとレンタカーを代車として使用することができるのか

修理に必要な期間である場合には、ずっとレンタカーを代車として使用することも認められます。ただし、通常、被害車両の修理期間は1週間から2週間程度の場合が多いですので、使用できるとしてもその限度が一応の目安になります。

必要以上に修理期間が延びた場合はどうなるか

(1)部品調達に長期間を要したり、営業車登録までに時間がかかったりしたケース

特殊な部品の調達に時間がかかり修理期間が延びたり、代車を営業車登録するのに時間を要したケースなどでは、期間が延びたとしてもその期間レンタカー代車を使用し続けることが認められる場合が多いです。

(2)修理前の交渉期間

通常の修理の流れだと、事故車両をいきなり修理するのではなく、保険会社のアジャスターと呼ばれる人が、修理車両を確認し、保険会社の担当者と修理箇所や修理方法について交渉を行います。そして、交渉がまとまったら修理工場にて修理が開始されます。

この交渉に要する期間についても、被害者が代車を使用することが認められるのが一般的です。

ただし、被害者が過剰な修理を要求してなかなか交渉がまとまらずに時間が経ってしまった場合などは認めらませんので注意が必要です。

(3)保険会社側の対応で交渉・修理期間が延びたケース

保険会社の担当者が、被害者に修理内容について説明し交渉に時間を要し、結果として代車の使用期間が延びたとしても、それが合理的期間内にとどまる限りは、代車料全額が損害として認められます。

ただし、これも上記記載の過剰な修理要求と同様、単に被害者がごねて修理に着手できなかったなどといった場合には認められません。

このように、修理が延びたことに対する合理的理由があれば、その全期間レンタカーの代車を使用していたとしても、レンタカーを借りるのにかかった費用を相当期間分、損害として請求することができます。

交通事故と物損Q&A一覧へ戻る