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交通事故知識ガイド主婦の交通事故の解決Q&A

主婦であることをどのように証明すればいいですか?

弁護士からの回答

解説者の弁護士前田徹

扶養に入っていることがわかる書類や住民票などで証明します。

主婦って…?

普段の生活の中で、自分が主婦であることを証明する機会ってなかなかないですよね。会社員であれば職場から就業証明書を貰えますし、自営業者であれば確定申告書などで自分の職業を証明することができます。ところが、主婦については、職業が主婦であることを公に証明してくれる書類はありません。

そのため、交通事故に遭った場合、主婦であることをどのように証明すればいいのか問題になることがあります。

通常は問題にならない

交通事故が発生すると、相手方の保険会社から様々な書類の提出を求められます。

その書類の中に職業を記載する欄がありますので、主婦の方は「主婦」と記載することとなります。また、通常、保険会社の担当者から最初に口頭でも職業を確認される場合も多いと思います。

主婦との申告があった場合にはそれを前提として話を進めるのが通常で、「主婦」であることを疑ってかかられるということはあまりありません。

証明しろと言われたら?

もし、保険会社等に主婦であることを証明するよう言われたら、住民票や扶養に入っていることがわかる書類を提出します。

扶養に入っていることがわかる書類としては、健康保険証や市役所で発行される扶養証明があります。また、非課税証明等、自身に収入がないことを証明する書類で主婦であることを証明する方法もあります。

高齢の場合、主夫の場合はたまに書類の提出を要求される

高齢の主婦の場合や主夫である場合は、保険会社や裁判所から証明書の提出を要求されることがしばしばあります。その場合、住民票や扶養に入っていることがわかる書類の提出を要請されます。扶養に入っていることがわかる書類としては、健康保険証や市役所で発行される扶養証明があります。また、日常どのような家事を行っているかについて、陳述書を提出する場合もあります。

高齢の主婦の場合、そもそも同居している家族がいるのか、どのような人と一緒に住んでいるのかを確認されます。例えば、娘夫婦と同居している場合など、「主婦」と申告しているが、その人自身が家事をやっていないと想定される場合もあります。他方、子どもや孫と同居していて同居している家族のために家事を担っている場合もあります。高齢の主婦の場合、その人の状況によって、休業損害や逸失利益の計算方法も変わってくることから、書類の提出を求められる場合があるのです。

主夫の場合は、本当にその人が就業していないのかの確認のために書類の提出を求められることがあります。日本ではまだまだ主夫は少ないため、主夫であると書類の提出を求められるような状況になるのかもしれませんね。

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