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交通事故知識ガイド交通事故と治療Q&A

交通事故による怪我の治療は、病院と整骨院のどちらに行けばよいですか。

Q2:交通事故による怪我の治療は、病院と整骨院のどちらに行けばよいですか。
A病院は必ずいきましょう。整骨院へ通院を希望する場合には、最低限病院で医師の診察を受けた上で、病院への通院と併用しましょう。

病院への通院は必ずすること

交通事故にあってしまった場合、事故直後に、必ず病院に行って医師の診察を受けることが必要です。病院で医師の診察を受けないと、交通事故の損害賠償をする際に不利になる恐れがあります。

たとえば、事故後に病院で医師の診察を受け、診断書を作成してもらっておかないと、後になって怪我の原因が交通事故であることを証明する証拠がないことになる可能性があります。事故と怪我との因果関係が証明できないと、加害者に治療費等の損害賠償請求をする際交渉が難航する恐れがあります。

治療の継続

また、交通事故による怪我の後遺症が、後遺障害等級に該当するかものかどうかを審査してもらうには、後遺障害診断書の作成が必要になります。この後遺障害診断書は、病院の医師でないと作成できません。

また、ある程度継続して同じ病院で診察してもらっておかないと、症状の推移がわからないことを理由に後遺障害診断書を作成してもらえなくなる可能性があります。そのため、リハビリ等のために整骨院に通う場合であっても、病院への通院は必ず必要です。

痛みが出たらすぐに病院に行った方が良いです。

交通事故による怪我の治療として、時間的に病院よりも通いやすい、病院ではリハビリを受けられないなどの理由で整骨院に通われる方も多くいらっしゃいます。

整骨院ですと、柔道整復師という国家資格のある先生が施術をしてくれますが、医師ではありません。整骨院への通院をする場合には、必ず病院にも通院して、最低でも月に1回以上は医師の診察を受けるようにして下さい。残念ながら現在の賠償実務上整骨院にのみ通院して病院には一切通院しないとなると、加害者に損害賠償請求をする際に不利になる可能性があります。
たとえば、整骨院では、施術は受けられますが、レントゲン検査や投薬は受けられません。怪我の内容によっては、MRIやレントゲン検査が必要になることがありますので、病院の診察を受ける必要があります。

また、医師の診察をほとんど受けず、整骨院での治療のみの場合ですと、相手方保険会社が治療費の支払を拒否してくることがあり得ますし、保険会社から早期に治療費を打ち切られるリスクが高まります。
そのため、交通事故による怪我の治療として整骨院へ通院する場合には、病院への通院を併用するとよいでしょう。

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