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交通事故知識ガイド交通事故と治療Q&A

事故直後は痛くなかったのですが、事故後数日して痛みが出てきました。どうすれば良いでしょうか。

Q5:事故直後は痛くなかったのですが、事故後数日して痛みが出てきました。どうすれば良いでしょうか。
Aすぐに病院に行きましょう。

事故直後は痛みが出ない場合もあります。

痛み交通事故に遭った場合、骨が折れてしまっていたり、頭を打ってしまった場合などは、痛みや症状も明らかであるため、救急車にて救急搬送されたり、被害者の方自身ですぐに病院に行っている方がほとんどです。

ところが、いわゆるむち打ち症などは、事故直後は症状がほとんどなくても、事故後数時間から数日以内に症状が出る場合があると言われています。そのため、事故直後は何ともなかったのに「事故の翌日から急に首などが痛くなり始めた」ということは実はよくあることなのです。

痛みが出たらすぐに病院に行った方が良いです。

上記のように、事故後しばらくしてから痛みが出た場合には、すぐに病院に行きましょう。

むちうちや打撲、捻挫等で首や腰などに痛みが出た場合には、整形外科を受診しましょう。その上で、痛みが出ている箇所のレントゲンやMRI(エムアールアイ)を撮ってもらい、何か異常がないか確認してもらった方が良いです。併せて、痛み止めなどの薬も処方してもらった方が良いでしょう。

また、事故の際に頭を打ってしまっている場合には、脳に出血がある等、異常が出ている可能性もありますので、脳神経外科を早急に受診して、脳のCTやMRIを撮ってもらいましょう。特に事故直後の意識がない場合には注意が必要です。

事故後、初診時まで時間が経過してしまうと、交通事故と痛みの因果関係を否定される可能性があります。

今回のご質問のように、事故後数日してから痛みが出てきたという場合には、その日のうちに病院に行って、事故によって痛みが発生していることをお医者さんに診断してもらった方が良いです。

痛みが出ていたとしても病院に行かずに放置しているままだと、交通事故と痛みとの因果関係が医学的に証明できない状態となり、「事故後、交通事故とは別の原因で痛くなったのではないか?」などの理由で、交通事故と痛み(怪我)の因果関係を否定されることもあり得ます。

このようにいったん事故と痛み(怪我)の因果関係が否定されてしまうと、被害者の側から因果関係の証明を尽くすためにさらに医学的な証拠を収集する必要があったり、加害者や加害者の保険会社から何の賠償もしてもらえない可能性が高まったりするので、注意が必要です。

人身事故扱いにしてもらいましょう

事故後すぐには何の症状もなかった場合には、警察の事故処理も「物損事故」扱いになっています。

事故後数日して痛みが出たような場合には、診察してもらった医師に警察提出用の診断書を作成してもらい、その診断書をもって警察に行き「人身事故」扱いに変更してもらいましょう。

事故から日が経ちすぎると警察でも同様に事故と怪我の因果関係がわからないとのことで人身事故扱いにしてもらえない場合があるので、痛みが出たらすぐに診断書をとって警察に行った方が良いです。

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