メニュー
よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

54 後遺障害等級結果検討にあたって確認すべきこと (弁護士 粟津 正博)

後遺障害等級の認定

後遺障害等級チェック後遺障害等級は専門の調査機関によって認定されます。

その結果が出た際、適正な認定がなされていればそれで良いのですが、これが適正であるかについて一定の検討が必要です。
適正でないと判断すれば異議の申し立てが必要です。

認定理由書別紙の確認

後遺障害の結果の通知書には、結果を記載した書面の他に判断に至った理由が記載された別紙が添付されています。
ここには、他覚的所見についての調査事務所の見解が記載されていますので、この判断が妥当かどうか検討します。

特に、画像に関する判断については、専門家の意見を参照しながら実際に画像を見て判断する必要があります。

自覚している症状の確認

特に当該症状の後遺障害が否定されている場合などには、その症状が現在も残っているか、その部分について治療を継続しているかどうか確認させていただきます。
何故なら症状固定がも症状が残っていれば、あるいは通院をしていれば、これはやはり将来も症状が減退する可能性は低く、後遺障害として認定してもらうべきだとの判断につながり易いからです。

不足している医学的証拠の確認

入手した資料や残存している自覚症状から、認定されるべきと考えられる等級が認定されていない場合、逆算してどのような資料が足りないか検討します。
この作業は、どのような資料があれば当該等級が認定されるのか、実務を知っていなければなりません。

そこで、当事務所では交通事故チームを設け、後遺障害に関する情報共有を定期的に行っております。その上で、異議の申し立てをすべきであれば、追加で医学的な証拠の作成を主治医にお願いしたり、既存の医証に関する判断の誤りを指摘したり、症状固定後の経過を報告したりします。

他覚的所見がないとされる場合の異議申し立て

特に、14級9号などの他覚的所見がないとされる後遺障害については、調査事務所も認定(又は認定しなかった)理由の詳細を明らかにしていません。
大抵「治療状況等も勘案した結果」と記載されているだけです。異議申し立てをすべきか判断に迷う、難しい類型です。

そこで、当事務所では、蓄積した判断事例を分析し、他覚的所見のないケースであっても適正な認定がなされるよう研究を重ねています。

適正な後遺障害等級認定がなされることの必要性

現状、自賠責の認定する後遺障害等級と裁判所が異なる判断をするケースは少ないです。
ですので、適正な等級認定が、適正な賠償へとつながります。交通事故に遭われて症状が改善しない場合将来の生活が非常に不安であると思います。

当事務所では、将来の適正な賠償がなされるよう、後遺障害等級の見直しから全力でサポートしています。

よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」一覧へ戻る