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よつばの特長よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」

79 交通事故においての医師との関わり(弁護士 小林 義和)

こんにちは、小林です。

今回は、医師の方とのやりとり等について書いていきたいと思います。

交通事故に遭われてお怪我がある場合は、ほとんどすべての方が病院に行かれるかと思います。

そして、初回の診察を受けて、その後も入院されたり通院治療・リハビリを行ったりされるかと思います。
医師に診断書を書いて頂き、それを職場や警察署に出すことになります。なかなか治らない場合は、その後も継続して治療を続けていく必要があります。

このように交通事故に遭われた方は、長期間にわたり病院・医師と接点をもつこととなります。

それでは、その際にどのようなことに注意されるとよいでしょうか。
私たち弁護士は主に賠償に関しての交渉や訴訟等を主な仕事としています。
しかし、被害者の方にとっては賠償金よりもなによりも、まずは事故前のような身体に戻ることが一番だと思います。
医師の方は、賠償の専門家ではないかもしれませんが、治療の専門家であり、何よりも患者の方を治したいと思っています。

そのため、当たり前のことかもしれませんが、医師に正確にご自身の症状を伝えて、医師からの指示に基づいて定期的に受診し、リハビリにも通い、必要な薬等はきちんと服用していくことが重要だと思います。
そして、日常生活や仕事においてもなるべく医師のアドバイスに基づいて行っていくといったことも重要になるかと思います。

ただし、医院がある場所や時間的な問題もありますし、相性といったものもあるかもしれませんので、ご自身にあった医院がみつかればそちらに通われるのが一番よろしいかと思います。

では、賠償面についてはどうでしょうか。

賠償については、被害者の方が加害者の方に請求して払ってもらう形となります。

交通事故では、通常は、治療中は加害者の方が対人賠償保険に入っている場合は、その保険会社が治療費等を払い、被害者の方の症状が治癒ないし症状固定となった後に、慰謝料等の残りの賠償金も含めて示談交渉すると言うことが多いです。

また、賠償項目として、特に医師と関係がある項目については、まず、治療費があげられるかと思います。それ以外に、慰謝料等も通院期間や日数によってかわってきます。

また、後遺症が残ってしまうような場合は、被害者の方の症状について医師の意見が重要になってきます。
例えば、治療費については、加害者側は、いつまで治療費を支払うのが相当かという観点から、病院が作成する診断書や診療報酬明細書を参考にしながら、ときには、医師の方に照会をかけたり医師面談をして被害者の方の状態を確認しながら判断していきます。

また、後遺症申請の際にも、原則は書面審査となりますので、被害者の方に後遺症が残っているのか、残っているとしてその程度を判断する際には、基本的に病院で作成した診断書や診療報酬明細書、画像等を中心に判断していくことになります。

これらのことをみても、医師が作成する書類や撮影する画像が、賠償の面においていかに大事かということがわかるかと思います。

次回は、書類を作成して頂く際のことについて述べていきたいと思います。

(文責:弁護士 小林 義和

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