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交通事故知識ガイド各損害の損害賠償基準の詳細解説

温泉治療費

温泉治療費の損害賠償基準

損害賠償の基準

(赤い本と青い本は賠償基準をまとめた本です。自賠責保険は加入義務のある保険です。)

赤い本の損害賠償基準

  • 医師の指示があるなど、治療上有効かつ必要がある場合に限り認められるが、その場合でも額が制限されるようである。

青い本の損害賠償基準

  • 医師の医療行為以外の症状改善の費用は、医師の指示・承認がない場合には否定的な取り扱いをされることが多いであろう。
  • 完全に否定されない場合でも、現実の支払額の一定割合の範囲で賠償が認められることが多い。

自賠責保険の損害賠償基準

  • 治療のために必要かつ妥当な実費とする。

温泉治療費Q&A

Q近年でも温泉治療費は認められますか?
A近年では温泉治療費を認めた事例は少ないです。
Q温泉療法について詳しく教えて下さい?
A医師等の指導の下、温泉を利用して治療をする方法です。

【解説】

Q温泉治療は医療費控除を受けることができますか?
A一定の場合は医療費控除を受けることが可能です。

【解説】

Q温泉治療費以外でも治療効果があるその他の費用が認められることがありますか?
Aスイミングスクール費用、音楽療法の費用等が認められた事案があります。

過去の具体的な事例

東京地方裁判所昭和53年3月16日

【結論】

  • 温泉療養費20万円のうち60%が認められた

【理由】

  • 医師の勧めがあった

京都地方裁判所平成7年10月31日判決

【結論】

  • スイミングスクール費用70万円が認められた

【理由】

  • 事故時1歳9カ月
  • 言語遅滞の症状改善のためにスイミングスクールに通った

大阪高等裁判所平成19年4月26日判決

【結論】

  • 音楽療法等の費用13万円が認められた

【理由】

  • 小学生の高次脳機能障害(後遺障害等級は5級)
  • 脳機能改善に有効な音楽療法として必要との医師の診断あり

まとめ

  • 近年では温泉治療費が認められる確率は低いでしょう。

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