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交通事故知識ガイドむちうち

むちうちと交通事故Q&A

解説者の弁護士大澤一郎

交通事故が原因でむちうちとなった場合、どのようなことに気をつければよいでしょうか。

ここではむちうちの交通事故で特に注意すべき点をQ&Aで解説します。

Q医者からレントゲン上は異常がないと言われましたが?
Aむちうちの場合、レントゲンの画像では症状を把握することは困難なことがあります。医者に聞いたところによると、首の痛みを訴えている患者の場合、特別な重傷であると大変なことになりますのでまずはレントゲンを撮るという方法が一般的なようです。
その上で、レントゲン上で異常がない場合は、生命の危機や直ちに手術が必要な症状ではないという点で安心です。ただし、むちうちの場合には、別途MRIをとる等の方法で症状を画像上確認することが重要です。
医療機関にMRIがない場合には「交通事故の保険で出るうちにきちんと確認したい」と言って、検査専門の機関を紹介してもらえば、高精度のMRI画像でむちうちの有無を判断できることになります。
画像所見の有無は交通事故でむちうちの後遺障害等級12級、14級の認定を受けるためにとても重要な要素となります。
Q保険会社からむちうちの治療打ち切りの要請がきましたが?
Aむちうちに限らず、交通事故での治療に関して、治療の必要性・相当性を決めるのは第一には主治医です。主治医と良好な関係を作って、治療費が打ち切りされないようにしましょう。

むちうちの場合、6ヶ月以内には保険会社は治療費の打ち切りの話をしてくることが多いです。医師の判断を仰ぎつつ、むちうちの症状が改善するまでは治療を継続しましょう。

Qそんな軽い交通事故でむちうちになることはないと言われてしまいました?
A交通事故の軽重を問わず、むちうちとなる可能性はあります。一般的には、事故の衝撃がどのくらいであったかによって、むちうちの症状がどのくらいかということが判断されやすくはなります。
ただし、交通事故が軽い接触事故であったとしてもむちうちになる可能性はあります。
Qむちうちの原因がわからないと医者に言われてしまいました?
A残念ながら、むちうちにははっきりとした原因がわからない時があります。むち打ちの場合、様々な検査をしながら、原因を探していきます。

ムチウチの原因がわからないとしてもあせることなく治療を続けていくことが交通事故における適正な保険金の取得という観点からは重要です。

Q交通事故が症状の原因ではないと言われてしまいました?
A交通事故で鞭うちとなった場合、特に高齢の方に多いことですが、交通事故が原因の症状ではないと保険会社からの主張がなされることが多いです。

確かに、一般論としては、年齢が高くなると元々の素因がありむちうちの病状が発生したということはあります。
しかしながら、実際には、主治医の判断が一番尊重されますので、主治医との良好な関係を築いて、交通事故とむちうちの症状との医学的な原因を明らかにしてもらうことがよいでしょう。

Qむちうちで接骨院の治療費はださないと保険会社から言われてしまいました?
A病院の場合、治療の必要性・相当性は医師が証明してくれますので、保険会社が治療費を支払わないという事例は少ないです。他方、むちうちで接骨院に通院する場合、接骨院の治療費を保険会社が支払わないという事例がありますので注意が必要です。

交通事故において適正な保険金を取得するという観点からは、接骨院よりも病院でのリハビリを行った方が望ましいと言えます。

ここではむちうちと交通事故について解説しました。

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