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交通事故知識ガイドむちうちと交通事故Q&A

首のむちうちはなぜ起きる?

内部に神経が通っている首の骨を損傷すると神経症状が出やすいからです。
首のむちうちとは、交通事故やスポーツで首に外が加わったことが原因で首に生じる症状のことで、正式な病名は、頚部捻挫または外傷性頚部症候群と言います。
一般には、痛みの原因となった衝撃を受けたときに、首が鞭(むち)のように前後にしなるので、「むちうち」と呼ばれています。

首は、医学用語で頸椎(けいつい)と言い、7つの頸骨(けいこつ)という骨が繋がって出来ています。2番目の頸骨から下は、骨と骨の間の椎間板(ついかんばん)という衝撃を吸収するクッション材が挟まっています。私たちが顔を左右に向けたり、前の倒せるのは、クッション材が頸骨同士をつなぎ合わせているおかげです。

頸骨は、私たちの腕や脚の骨と大きく異なる点があります。それは、骨の中央が空洞になっていて、その空洞部分に脊髄(せきずい)などの神経が通っていることです。
頸椎の神経は、上は脳につながり、体の下部へは、背骨を通って全身の神経組織と繋がっています。ところが、頸椎を痛めると神経組織が刺激されたり、圧迫されるのでさまざまな不快症状が現れます。

ケガをすれば、普通は外科的な治療を施せば快方に向かいます。ところが、むちうちは神経系統に問題が起こるので、ねんざの治療などの外科的な処置をしてもなかなか完治しないことが多いのです。
首は、頭と胴体をつなぐだけでなく、神経組織のパイプラインとなっている重要な器官なのです。むちうちを外科的診断だけで治そうとしてもなかなか治らないのはそのためです。

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