メニュー
交通事故知識ガイドむちうちと交通事故Q&A

交通事故でむちうちの治療を受ける時の治療費の支払いはどのように行われますか?

自賠責保険を使って支払い、上限を超えても完治しない場合は任意保険会社に「第三者の行為による傷病届」を提出して自分の健康保険を使います。

自動車事故でむちうちになった場合、加害者側の自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)で治療費が払われるので、窓口負担はありません。自動車事故で自賠責保険を使った場合、ケガの保障額120万円は上限で、治療費、慰謝料、休業補償、通院交通費などが含まれます。

むちうちは、人によって症状の出方が様々なので、時には自賠責の上限を終えても完治しないことがあります。
そのような場合に治療を続ける時は、ケガをした人が被害者側であれば、加害者の任意保険を使います。その場合は任意保険会社に「第三者の行為による傷病届」を提出して、相手側が受理するのが条件です。
第三者の行為による傷病届を出した後は、ケガをした本人の健康保険を使って3割負担で治療費をいったん立て替えて治療を受けます。その後、保険会社との取り決めに従って、毎月または数ヶ月に一度支払った費用の内訳を証明する書面を任意保険会社に提出して、立て替えた費用の支払いを受けます。

加害者側の任意保険会社は、できるだけ自賠責保険の範囲で支払いを終えたいので、自動車事故から日にちが経ってもむちうちの治療を続けていると、治療の打ち切りを打診してくることがあります。治療の打ち切りの打診は、むちうちの症状固定と呼ばれる受傷後3ヶ月をめどに行われるケースが多く見られます。
しかし、ケガが重い場合は、3ヶ月では完治しないことがあり、その後の治療の経過によっては自賠責保険によって後遺障害が認定されることもあります。

「むち打ち損傷(頚椎捻挫、外傷性頸部症候群)」による後遺障害と診断されると、後遺障害慰謝料が支払われます。後遺障害の14級9号は、局部に神経症状を残すものとされ、後遺障害慰謝料110万円が支払われます。局部に頑固な神経症状を残すとされる12級級13号は、後遺障害慰謝料は290万円です。

むちうちと交通事故Q&A一覧へ戻る