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交通事故知識ガイド後遺障害等級

後遺障害7級

Q後遺障害7級とはどのような後遺障害が残った場合でしょうか。 
A後遺障害7級とは以下のような後遺障害の1つが残った場合となります。
  1. 1眼が失明し、他眼の視力が0.06以下になったもの
  2. 両耳の聴力が40センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  3. 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの
  4. 神経系統の機能または精神に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  5. 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  6. 1手のおや指を含み3の手指を失ったもの又はおや指以外の4の手指を失ったもの
  7. 1手の5の手指又はおや指を含み4の手指の用を廃したもの
  8. 1足をリスフラン関節以上で失ったもの
  9. 1上肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
  10. 1下肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
  11. 両足の足指の全部の用を廃したもの
  12. 外貌に著しい醜状を残すもの
  13. 両側の睾丸を失ったもの

後遺障害7級の慰謝料について

後遺障害7級の場合、裁判での標準の慰謝料は1,000万円です。

赤い本(平成30年)によると、一番高い事案で1,250万円という事案があります。
また、赤い本(平成30年)には、今後の治療の必要性も加味して、1,200万円の後遺障害慰謝料を認めた事案もあります。症状固定後の将来治療費については、原則として否定されますが、将来も治療が必要という事実を後遺障害慰謝料の増額事由として主張することが認められることがあります。

慰謝料については、一般に裁判官の裁量が大きいので、将来の治療の必要性という事実があれば、医師の診断書・意見書等を証拠で提出して、何の治療がどのくらい必要なのかという事実をしっかりと明らかにすべきです。
昔から「論より証拠」と言います。裁判では証拠が一番重要ですので、医師の診断書は極めて重要です。

後遺障害等級7級の慰謝料の具体的基準

  • 裁判での標準額 1,000万円
  • 赤い本での最高額(平成30年版) 1,250万円

後遺障害7級認定のために注意すべき点

後遺障害等級7級にもいくつか抽象的な基準がありますので具体的な基準を理解するなど注意が必要です。
また、偽関節の定義は医師が使用する定義と自賠責の後遺障害認定では異なります。
さらに、「外貌に著しい醜状を残すもの」は医師の判断次第ですが、事故後6ヶ月で症状固定として後遺障害申請をした方がよい場合もあります。