事例062尺骨骨折・橈骨遠位端骨折・肩甲骨骨折・嗅覚障害
会社員が腕の可動域制限及び嗅覚が衰えたことにつき併合11級の認定を受け1,386万円を獲得した事例
最終更新日:2019年06月07日
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 1,386万円
- 怪我の場所
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- 顔(目・耳・鼻・口)
- 鎖骨・肩甲骨・肋骨・胸骨
- 手・肩・肘
- 後遺障害等級
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- 9級
- 10級
- 14級
事故発生!バイク対自動車の事故
平成24年某月、鈴木義則さん(仮名・愛宕在住・40代・男性・会社員)がバイクを運転中、左方の非優先道から出てきた自動車に衝突されるという事故に遭いました。
相談から解決まで
被害者は、事故により左尺骨骨折、橈骨遠位端骨折、肩甲骨骨折、顔面部受傷により、1ヶ月の入院を含め、約8ヶ月の治療を受けました。
受傷直後に当事務所が受任し、被害者請求のサポートを行った結果、併合9級(手関節の可動域制限につき10級10号、肩関節の機能障害につき10級10号、嗅覚障害につき14級相当)の後遺障害が認定されました。
相手方保険会社と交渉を行い、既払金を除き合計1,386万0,000円(自賠責保険金616万円を含む)を受領する内容で和解することができました。
当事務所が関わった結果
当事務所が等級認定前から受任した結果、適切な後遺障害等級が認定され、訴訟提起することなく、裁判基準に近い水準で和解することができました。
解決のポイントは以下の点です。
1受傷直後の受任
本件は受傷後約2ヶ月で当事務所に相談があり、受任に至りました。
受傷部位が多岐にわたったことから、診断書等を分析した上で被害者請求をサポート。手関節の可動域障害10級10号、肩関節の機能障害10級10号、嗅覚障害14級相当が後遺障害として認定されました。
2刑事記録の謄写
本件は過失相殺が問題となる事案であったことから、刑事記録の謄写を申請しました。実況見分調書や加害者の供述調書の分析を早期に行い、適切な過失割合で和解することができました。
依頼者様の感想
お手数をおかけしました。ありがとうございました。(平成26年3月14日掲載)
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