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解決事例

事例210高次脳機能障害・嗅覚脱失

専業主婦が、高次脳機能障害(7級4号)、頭部外傷に伴う嗅覚脱失(12級相当)により、併合6級の認定を受け、2,400万円(既払金を除く)を獲得した事例

保険会社提示額 : 提示前のご依頼

解決額
2,400万円
病名・被害
  • 高次脳機能障害
怪我の場所
  • 頭部
  • 顔(目・耳・鼻・口)
後遺障害等級
  • 6~8級
  • 12級

事故発生!自転車自動車の事故

平成26年10月、野口さん(仮名・千葉県柏市在住・60歳・女性)が、自転車で走行中、自身の右側を通り抜けようとした自動車と接触し、転倒するという事故に遭いました。

後遺障害と解決まで

野口さんは、脳挫傷や後頭骨骨折、気脳症、外傷性てんかんなどの傷害を負い、救急搬送されました。引き続き1か月半以上の入院した後、自宅に戻りました。退院後、性格の変化など高次脳機能障害が疑われる症状がありましたが、野口さんは通院をしていなかったため、医師からは、高次脳機能障害を見落とされていました。

ご家族から、ご相談を受け、野口さんと同居のご家族にご来所いただき、詳しくお話をうかがったところ、野口さんに高次脳機能障害が疑われたことから、弁護士が野口さんとご家族とともに病院に同行し、主治医と面談し、家庭内での状況を説明したところ、すぐに検査がおこなわれ、その結果、高次脳機能障害の診断を受けました。また、野口さんには、嗅覚脱失の症状もあったことから、専門の病院で検査を行いました。

その後、弁護士が、後遺障害等級認定の申請(被害者請求)を行ったところ、高次脳機能障害により7級4号が、嗅覚脱失により12級相当が認定され、結果として、併合6級が認定の後遺障害等級認定がなされました。

引き続き当事務所が相手方保険会社と交渉を行ったところ、最終的には、野口さんが2,400万円を獲得するという内容で、合意ができました。(平成29年11月解決)

当事務所が関わった結果

当事務所が交渉を行ったところ、後遺障害等級併合6級が認定され、賠償金として2,400万円を獲得しました。

解決のポイントは以下の点です。

1高次脳機能障害

野口さんは、退院後、通院をしていないこともあり、入院時の主治医から高次脳機能障害は見落とされていました。

一般的に、高次脳機能障害でも、知能や記憶には何ら問題はなく、性格の変化のみが症状として現れることがあります。性格の変化は、医師には分かりにくく、同居のご家族のお話をうかがって初めて分かることがあります。このような場合、医師も高次脳機能障害を見落とすことがあり得ます。

高次脳機能障害を見落としたまま、後遺障害等級認定がなされると、本来、高い等級が認定されるべきところ、極めて低い等級や、非該当になる恐れがあります。今回のケースは、ご家族が弁護士に相談していただいたことで、高次脳機能障害が見落とされることなく、適切な賠償金が獲得できたケースといえます。

2嗅覚脱失

事故により、嗅覚が脱出してしまうと、後遺障害等級12級相当が認定されます。

しかし、嗅覚の脱出も本人が申告をしていないことがあり、また、病院で専門的な検査がおこなわれていないケースが見受けられます。

頭部外傷により、嗅覚が脱失している場合には、専門の病院に行き、T&Tオルファクトメーターによる検査を受ける必要があります。

依頼者様の感想

いろいろとお世話になりました。どうもありがとうございました。

※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。