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解決事例

事例258腰椎捻挫

兼業主婦が腰椎捻挫となったものの治癒し約90万円が受領できた事例

最終更新日:2020年03月05日

保険会社提示額 : 提示前のご依頼

解決額
90万円
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
後遺障害等級
  • 認定なし

事故発生!自動車自動車の事故

平成26年、小野田良子様(仮名・船橋市在住)は車に乗っていたところ、後方から衝突されるという事故の被害にあいました。

高齢であったため怪我の治りが芳しくなく、6ヵ月超の通院を継続しました。

そして、兼業主婦であることを前提に休業損害の請求をしましたが認められなかったために弁護士に相談・依頼をしました。

弁護士特約付の保険に加入をしていました。

相談から解決まで

弁護士が再計算をして、兼業主婦としての年収を約350万円であることを前提とした再請求をしました。

既に受領している休業損害分・通院慰謝料分があったものの、休業損害と通院慰謝料であと90万円を追加で受領することができました。

ご依頼から解決まで約3ヵ月で解決しました。

当事務所が関わった結果

解決のポイントは以下の点です。

1兼業主婦についての計算

当事務所では、理論上の最高値として、兼業主婦については、全女性平均賃金(平成26年の場合には364万1,200円)の年収を前提に、事故日から治療終了日まで100%家事ができなかったとして当初は計算をしました。

保険会社との交渉の経緯の中で双方が歩み寄り、最後は一定程度の兼業主婦としての休業損害を受領するということで合意が成立しました。

2高齢者の怪我

一般的には、若い人と比較すると、高齢者は怪我が治りにくい印象があります。
元々の病気がある方もありますし、通院期間も伸びてしまうこともあります。

今回の事案では請求されませんでしたが、素因(被害者側に元々あった何らかの原因)があるとして損害賠償額を制限してくる保険会社もあります。

交渉に際しては、素因の有無も慎重に見極めながらの交渉が必要となってきます。

裁判になった場合、素因の主張が出てくると医学的な争点が加わってしまい、審理が長期化する傾向にあります。保険会社の顧問医の意見書が提出されたり、保険会社の顧問医の意見書に反論する主治医の意見書を作成していただいたりする必要も出てくることがあります。

特に、高齢者の怪我については素因が主張されると複雑化するので慎重な判断が必要です。

3早期解決

やはり、早期に問題が解決することが一番です。

今回の事案の場合、ご依頼から解決まで約3ヵ月という期間で解決をすることができました。

裁判となってしまうと1~2年の期間がかかってしまうことも多いので、早期に問題が解決できたことは本当によかったと思います。

依頼者様の感想

終ってよかったです。

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