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解決事例

事例308頚椎捻挫・腰椎捻挫

兼業主婦が追突事故で交渉の結果130万円を受領できた事例

最終更新日:2023年04月13日

文責:弁護士 今村 公治

保険会社提示額 : 95万円

解決額
130万円
増額倍率 :1.3
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
  • 腰・背中
後遺障害等級
  • 認定なし

事故発生!自動車自動車の事故

運転中の信号待ち
平成27年、双葉裕子様(仮名・茨城県水戸市在住)は、信号待ちで停止していたところ加害車両に追突されるという事故にあいました。

事故による怪我で外傷性頚部症候群などの怪我を負い、首、腰の痛みで1年近く通院を継続した結果、幸いにも怪我は回復することができました。

しかし、ご本人で賠償金額を交渉した結果、多少増額しましたが、まだまだ納得できる賠償金額ではありませんでした。

そこで、相手方保険会社から提示された賠償金額について、弁護士に相談しました。

相談から解決まで

ご相談後、弁護士に依頼して、すぐに相手保険会社との交渉を開始しました。

ご依頼いただいてから3ヶ月程交渉した結果、ほとんど裁判基準に近い水準の約130万円まで賠償金を増額して合意することが出来ました。

当事務所が関わった結果

解決のポイントは以下の点です。

1兼業主婦の休業損害

事故による怪我で仕事を休まざるを得なかった場合、休業したことによる収入減を賠償請求することができます(休業損害)。休業損害は、主婦の方でも請求できます。また、仕事をしている兼業主婦の方でも休業損害を請求することができます。

兼業主婦の方の場合、仕事の収入額と、家事労働の対価(女性労働者の平均賃金額)のどちらの金額が高いかによって請求金額が異なってきます。兼業主婦の方の場合には、相手保険会社が休業損害額を低く見積もっていることが多いので注意が必要です。

本件では、相手方保険会社は、仕事の現実の収入減を主張して約35万円の休業損害を主張していました。

しかし、弁護士が入って交渉した結果、家事労働の休業損害を主張し、約60万円まで休業損害額を増額することができました。

2通院慰謝料

通院慰謝料については弁護士が入って交渉した結果、約10万円増額することができました。

3交渉による早期解決

本件では、交渉を開始してから2カ月程で、賠償金額の合意に至りました。早期に解決することによって、交通事故のことを考えなくてよくなり、治療に専念できます。
そのため、できるだけ有利な賠償金額を受領することも大事ですが、できるだけ早期の解決を目指すことも大事になります。

なお、今回はご相談者様の保険に弁護士費用特約がついていましたので、実質的には弁護士費用のご本人負担なしで解決できました。

依頼者様の感想

早期に解決してくれてありがとうございました。

※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。

本事例へのよくある質問

弁護士費用特約を利用すると翌年以降の保険料は上がりますか?
  • 通常は上がりません。
  • 気になる場合、事前に保険会社に確認しておきましょう。
弁護士費用特約が利用できない保険会社はありますか?
  • よつば総合法律事務所の場合にはありません。
弁護士費用特約は契約者以外でも使えますか。
次のような方は使えることが多いです。事前に保険会社に確認しておきましょう。
  • 契約書
  • 契約者の配偶者
  • 契約者の同居の親族
  • 契約者の別居の未婚の子
  • 契約車両に同乗していた人
LACとは何ですか?
  • 日弁連リーガル・アクセス・センター(日弁連Legal Access Center )のことです。
参考:弁護士費用保険(権利保護保険)について(日本弁護士連合会)
保険会社から「LAC基準でやってくれる弁護士を探して下さい」と言われました。どういう意味ですか?
  • ある程度弁護士費用特約に基づく弁護士費用の相場は決まっています。その相場が「LAC基準」です。
  • 大多数の法律事務所はLAC基準に準拠した弁護士費用体系となっているはずです。
  • よつば総合法律事務所もLAC基準に準拠した弁護士費用体系となっています。