むちうちで5か月通院した50 代会社員について、65万円から75万円に示談金が増えた事例

最終更新日:2023年06月02日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
小林 義和
当初の提示額
65万円
最終獲得金額
75万円
1.1 増額
千葉県松戸市・50代・男性・会社員
病名・被害
頸椎捻挫
けがの場所
最終獲得金額
75万円
後遺障害等級
認定なし
事例の特徴
むちうち(首・腰)

事故の状況

山下さん(仮名)は車を運転して赤信号で停車中でした、すると、うしろから追突されました。

ご相談内容

山下さんはむちうちになります。首の痛みがあったものの、5か月ほど通院して完治しました。

保険会社の提示額は65万円

保険会社は山下さんに示談金を提示します。金額は65万円です。

山下さんは、いくらかでも金額をあげたいと思います。そして、保険代理店の紹介でよつば総合法律事務所の弁護士に相談をします。

弁護士費用特約を使って弁護士に依頼

山下さんは弁護士から次のようなアドバイスを受けます。

  1. 治療期間5か月で65万円の提示はそれほど悪くはない。
  2. もっとも、弁護士が入れば増えるかもしれない。
  3. 弁護士費用特約があるのであれば、弁護士に依頼もありえる。

弁護士費用特約はあったので、山下さんは弁護士に依頼してみることとしました。

交通事故の賠償金の計算

弁護士の対応と結果

弁護士は保険会社から資料を取り寄せして計算をします。そして、裁判のルールにしたがって慰謝料を請求します。

その結果、ほぼ裁判のルールどおりの75万円で合意できます。はじめの65万円から10万円金額が増えました。交渉期間は2か月でした。

解決のポイント

1. 弁護士に依頼すると慰謝料がほとんどの事案で増額

今回の事案では、弁護士が入ることにより10万円慰謝料が増えました。経験上、弁護士が入ると慰謝料はほとんどの事案で増額します。

弁護士費用特約があるときは、軽微なけがでも弁護士に相談したり、依頼したりすることをおすすめします。

2. 交渉期間2か月での早期解決

今回の事故では、交渉期間は2か月でした。

一般的には、交渉のときは3か月以内の解決が多いです。早期解決を希望するときは裁判などではなく、交渉による解決が望ましいでしょう。

解決までの期間の目安
手続きの種類 期間の目安
示談交渉 3カ月以内
紛争処理センター
(あっせんの場合)
3~6カ月
裁判 6カ月~2年

注 個別事案により大きく異なります。

ご依頼者様の感想

ありがとうございました。

(千葉県松戸市・50代・男性・会社員)

本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。

本事例へのよくある質問

Qむちうちで5か月の通院は長いほうですか?

むちうち(頚椎捻挫)で5か月の通院は標準的です。3~6か月の通院期間が多いです。

怪我の種類 治療期間の目安
打撲・挫傷 1~3カ月
捻挫 3~6カ月
骨折 6カ月以上

注 個別の事故状況や負傷状況によります。

Q弁護士に依頼して示談金が減ることはありますか?

理屈上はありえます。もっとも、交通事故に詳しい弁護士が代理をするときは、弁護士に依頼して示談金が減ることはほとんどないでしょう。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
小林 義和

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