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解決事例

事例002頸椎捻挫・腰椎捻挫

異議申立により非該当から14級9号となった事例

最終更新日:2023年05月16日

文責:弁護士 大澤 一郎

保険会社提示額 : 67万円

解決額
275万円
増額倍率 :4.1
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
  • 腰・背中
後遺障害等級
  • 14級

事故発生!自動車自動車の事故

平成22年某月、役所勤務の山本次郎さん(仮名・60代・男性・柏市在住)は、下り坂の交差点の赤信号で車を停車していたところ、後方からブレーキをかけずに直進してきた車両に追突されました。

相談から解決まで

リハビリ
交通事故により、頚椎・腰椎等の怪我をしました。弁護士に相談する前、後遺障害等級非該当の認定がなされていました。当初の保険会社の呈示額は66万5,933円でした。東京の大手弁護士法人に相談に行きましたが、後遺障害申請は難しいとの回答で当事務所に来所されました。

後遺障害についての異議申立を行った結果、腰部の神経症状として後遺障害等級14級9号の認定を受け、さらに当事務所が相手保険会社と交渉しました。

結果として、既払いの治療費等を除き、自賠責保険分も含めて274万7,871円を受領して和解により解決しました。

治療費については、主治医の指示もあり、リハビリの専門のトレーナー(有料)によるストレッチを取り入れました。このストレッチが費用回復に相当の効果があり、この費用の一部が実質的には保険会社から填補されました。

当事務所が関わった結果

当事務所が関わることにより、後遺障害等級非該当から14級9号(局部の神経症状)が認定されました。賠償額も200万円以上に増額しました。4.12倍に増額しました。

解決のポイントは以下の点です。

1あきらめない異議申立

他の法律事務所で難しいと言われていましたが、最後まであきらめないで異議申立をした点がよい結果を生みました。後遺障害等級の異議申立は積極的でない法律事務所も多い中、あきらめずに後遺障害申請を行ったことがよかったです。

2後遺障害診断書の検討

ご本人は過去にも交通事故で後遺障害認定を受けたことがありましたので、その点を考慮した後遺障害診断書の作成が重要なポイントでした。自覚症状と他覚的所見を検討して相互に整合性のある内容とすることや、過去の後遺障害と同一部位の事故ではないときちんとわかる後遺障害診断書を作成することが重要でした。

3早期の和解

ご本人の希望としては、裁判はせずに早期の和解をしたいということをご希望されていました。そのため、裁判基準に可能な限り近い水準での和解となるように当事務所が保険会社と交渉をしました。

ご結果として、ほぼ裁判基準に近い基準での和解を早期にすることができました。後遺障害等級認定から和解まで1ヶ月以内での解決でした。

依頼者様の感想

大手と言われる東京の法律事務所に依頼したが、ひどい対応だった。すぐに「今回は無理」「あきらめなさい」「逆に減額されるかもしれない」等と言われた。 よつば総合法律事務所に依頼した時も、最初は心配だったが、依頼者のためを心がけていた。ワラにもすがる思いで依頼したので結果が出て大変満足している。

※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。

本事例へのよくある質問

67万円が275万円と4.1倍に賠償額が増えた大きな理由は何ですか?
後遺障害異議申立が認められた結果、①後遺障害慰謝料、②後遺障害逸失利益が支払われたためです。

【解説】
腰部の神経症状として14級9号の後遺障害が認定された場合、裁判の場合の後遺障害慰謝料の基準は110万円です。