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解決事例

事例063頚椎捻挫・腰椎捻挫

会社員が14級9号の認定を受け215万円を獲得した事例

最終更新日:2019年10月21日

保険会社提示額 : 105

解決額
215万円
増額倍率 :2
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
  • 腰・背中
後遺障害等級
  • 14級

事故発生!自動車自動車の事故

平成22年某月、公務員の小川さん(仮名・千葉県流山市運河在住・40代・男性)が駐車場内を自動車で直進中、停車位置からいきなり飛び出して来た自動車に側面から衝突されるという被害にあいました。

相談から解決まで

事故により、小川さんは、頸椎捻挫、腰椎捻挫の傷害を負い、約1年間治療を受けました。

当事務所で受任し、被害者請求をサポートした結果、併合14級の認定がなされました。その後、相手方保険会社と交渉をしましたが、相手方保険会社はこちらの過失を3割と主張し、また裁判基準とはかけ離れた金額の和解案を提示していたため、訴訟提起しました。

結果として、裁判所から、こちらの過失は2割で、かつ裁判所基準通りの和解案が提案され、和解により解決に至りました。

また、小川さんが加入されていた保険会社に対する人身傷害保険の請求も受任し、交渉した結果、保険会社より、上記の過失2割分に相当する金額の全額が支払われました。

当事務所が関わった結果

当事務所が訴訟提起した結果、賠償額が2倍以上に増額しました。また、人身傷害保険により、当方の過失分に相当する金額を全額回収しました。

解決のポイントは以下の点です。

1過失割合について

裁判において、過失割合が争点になりました。当方は、少なくともこちらの過失は2割と主張したのに対し、相手方は訴訟になるとこちらの過失は5割と主張してきました。

当事務所は、小川さんと一緒に、事故発生時刻と同じ時間帯に事故現場に行き、事故現場や駐車場全体の写真を撮り、それを証拠として提出し、相手方の主張がいかに不当かを主張しました。 結果として、裁判官に当方の主張が認められました。

2逸失利益について

小川さんは、公務員で事故後も収入自体はアップしていたことから、裁判において、逸失利益につき、労働能力喪失率及び労働能力喪失期間が争点になりました。

当方としては、増収の原因を厳密に調べ、また、小川さんの業務は体を使うことの多い仕事であるといった業務の特殊性、将来の昇進への影響、小川さんの努力などを丁寧に主張・立証した結果、裁判官は逸失利益について、当方の主張を全面的に認めました。

3人身傷害保険について

裁判所での和解成立後、小川さんが加入する保険会社に人身傷害保険の支払を請求しました。

交渉の結果、裁判所からの和解案で示された当方の過失分に相当する金額の全額を、人身傷害保険から支払ってもらうことができました。

依頼者様の感想

最後まで丁寧に対応していただき、ありがとうございました。結果には、大変満足しております。今後また何かありましたら、お願いしようと思います。(平成26年3月20日掲載)

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