頚椎捻挫と腰椎捻挫の30代自動車修理工場経営者が、休業損害60万円と慰謝料89万円など総額150万円を獲得した事例
最終更新日:2019年09月05日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 頚椎捻挫・腰椎捻挫
- けがの場所
- 首腰・背中
- 最終獲得金額
- 150万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
坂倉さん(仮名)は車を運転していました。奥様や子供たち、親戚など全部で6人が車に乗っていました。
すると、うしろからいきなり強い衝撃を受けます。背後から車にぶつけられました。
家族6人全員がけがをしました。
ご相談内容
坂倉さんのけがは頚椎捻挫と腰椎捻挫です。6か月ほど整形外科と整骨院に通院したところ、けがは治りました。
弁護士が入ると賠償金が増えると聞いていたので、坂倉さんは弁護士に相談しました。
弁護士のアドバイスを聞いて依頼
坂倉さんは、次のようなアドバイスを弁護士から受けました。
- 弁護士が入ったほうが、賠償金が増える確率は高い。
- 自営業の休業損害はもめやすいので、交渉はやってみないとわからない。
- 慰謝料は弁護士が入ると普通は増える。
- 弁護士費用特約があるのであれば、弁護士にたのんだほうがよい。
弁護士費用特約はあったので、坂倉さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。
弁護士が入ったことにより、自営業の休業損害と通院慰謝料が適切な金額に増えます。
最後は150万円で合意できました。坂倉さんは150万円を受け取ることができました。解決までの期間は3か月でした。
解決のポイント
1. 自営業の休業損害60万円を受領
坂倉さんは、自動車修理工場を個人で経営していました。そして、事故で仕事を休みました。
そこで、弁護士は次のような事情を主張します。
- けがにより自動車修理工場の仕事を一部することができなかったこと
- 病院や整骨院への通院により、自動車修理工場の仕事を一部することができなかったこと
- 事故により売上や所得が減ったこと
その結果、坂倉さんも納得できる自営業の休業損害60万円を受領することができました。
2. 通院慰謝料89万円を受領
坂倉さんは6か月通院しました。
そして、弁護士は裁判の基準の慰謝料である89万円を請求します。その結果、弁護士の主張どおり89万円を保険会社は支払いました。坂倉さんも満足できる金額でした。
3. 弁護士費用特約を同乗者6人全員が利用
坂倉さんは保険契約者であり、車の所有者でもありました。そのため、坂倉さんは弁護士費用特約をもちろん使えます。
そして、同乗者も弁護士費用特約を普通は使えます。そのため、6人全員が弁護士費用特約を使って弁護士に頼むことができました。弁護士に頼んだので、全員金額が増えました。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。他にも何か法律問題があった場合にはご相談させていただきたいと考えています。
(千葉県松戸市・30代・男性・自営業)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q慰謝料を増やすにはどうすればよいですか?
-
弁護士費用特約があるときは、弁護士に相談や依頼をしましょう。また、適切な期間の通院をすると、適切な期間の慰謝料となることが多いです。
- Q休業損害を増やすにはどうすればよいですか?
-
1日の金額×日数で休業損害は計算します。
そのため、1日の金額が増えないかどうかを検討しましょう。また、日数が増えないかどうかも検討しましょう。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎