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解決事例

事例356頚椎捻挫

自営業の男性が、頚椎捻挫後の頚部痛の症状により14級9号の認定を受け、約450万円を受領した事例

保険会社提示額 : 提示前のご依頼

解決額
430万円
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
後遺障害等級
  • 14級

事故発生!自動車自動車の事故

平成29年某月、戸田さん(仮名・千葉県在住・30代・男性・自営業)が、自動車を運転して走行中、センターラインをオーバーして走行してきた対向車に衝突され、鎖骨骨折、頚椎捻挫、腰椎捻挫の傷害を負いました。

後遺障害と解決まで

戸田さんは、事故から約1か月後の時点で当事務所にご相談に来られました。ご相談内容としては、「初めて大きな事故に遭い、これからの流れや治療面、賠償面に不安がある。また、約1か月間保険会社とやり取りをしたが、言っていることがよく分からず、対応に疲れてしまった。」というものでした。

そこで、相談後、すぐに当事務所にお任せいただくことになり、保険会社対応や、治療面のアドバイス、後遺障害申請、賠償交渉まで、ご担当させていただきました。

当事務所が関わった結果

戸田さんは、事故から約半年間、通院をしましたが、最終的に頚部痛の症状が残ってしまいました(鎖骨骨折、腰椎捻挫については、治癒となりました。)。
当事務所が後遺障害等級認定の申請(被害者請求)を行ったところ、頚椎捻挫後の頚部痛の症状について、14級9号の等級認定を受けることができました。後遺障害の認定を受けた時点で、自賠責保険金75万円を受領することができました。

その後、相手方保険会社と交渉(約1か月)した結果、最終的に、約350万円の賠償金額を受領することができました。自賠責保険金を併せると、合計で、約430万円を受領することとなりました。

解決のポイントは以下の点です。

1後遺障害の認定について

他の解決事例でも書かせていただきましたが、いわゆる「むち打ち」の後遺障害の判断(14級)においては、被害者の年齢、事故態様、治療状況(治療頻度、治療内容等)、本人の自覚症状等、様々な事情が考慮されていると思われます。

治療状況については、例えば、①複数回転院をしている場合、②通院頻度が少ない場合、③整骨院・接骨院での通院がメインの場合、④症状が推移している場合(事故当初は出ていなかった症状が、後に出てきた場合)などには、その理由を本人から聞き取ったうえで、陳述書として提出することがあります(全件行うわけではありません。)。

後遺障害の審査は、基本的には書面審査により行われるため、既存の書面(後遺障害診断書、経過診断書等)だけでは判然しない部分については、陳述書や報告書という形でフォローをすることにより、スムーズな等級認定につながることがあります。

戸田さんの場合、上記①、③、④の事情があったので、本人から事情を伺い、陳述書として提出を行いました。その結果、14級の認定を受けることができました。

2自営業者の逸失利益について

これも他の解決事例で書かせていただきましたが、後遺障害の等級認定が出た場合、相手方に「逸失利益」を請求することができます。簡単に説明しますと、「後遺障害が残ってしまった以上、将来の労働に影響が出ることが予想されるため、その部分を補償する」というものです。

詳細な説明は割愛しますが、逸失利益の算定は、<事故前年度の収入(基礎収入)×労働能力喪失率×労働能力喪失期間>という計算式により算定されます。
自営業者の方の場合、事故前年度の所得の金額が基礎収入となりますが、確定申告上、所得金額をかなり低めに出している方も多くおられます。そのような場合、事故前年度の所得を基準に逸失利益を算定すると、かなり低い金額となってしまいます。

確定申告上の所得金額が少ない場合であっても、生活状況等に照らし、平均賃金程度の収入を得ていることが明らかな場合等には、全労働者の平均賃金(賃金センサス)を基礎収入に、逸失利益を算定することがあります。例えば、配偶者と子供がおり、配偶者の収入はなく、住宅ローンの支払いも行っている場合等が考えられます。

戸田さんも、確定申告上の所得金額はかなり低い金額でしたが、生活状況から考えると、平均賃金以上の収入があったと考えられるケースでしたので、具体的な生活状況、家計全体の状況を聞き取った上で交渉を行いました。その結果、賃金センサスをベースとした逸失利益の金額で合意することができました。

依頼者様の感想

ありがとうございました。

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