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解決事例

事例368頚椎捻挫

会社員の男性が、頚椎捻挫後の頚部痛、両上肢しびれ等の症状により14級の認定を受け、約300万円を受領した事例

最終更新日:2019年07月25日

保険会社提示額 : 提示前のご依頼

解決額
300万円
病名・被害
  • むちうち(首・腰)
怪我の場所
  • 手・肩・肘
後遺障害等級
  • 14級

事故発生!自動車自動車の事故

平成29年某月、松田さん(仮名・千葉県在住・50代・男性・会社員)が、自動車を運転して走行中、センターラインをオーバーして走行してきた対向車に衝突され、頚椎捻挫の傷害を負いました。

相談から解決まで

松田さんは、事故から約半年が経過した時点でご来所され、後遺障害の申請手続から賠償交渉まで、当事務所でご対応させていただくこととなりました。

当事務所が関わった結果

松田さんは、事故から約半年間、通院をしましたが、最終的に頚部痛、両上肢のしびれといった症状が残ってしまいました。

当事務所が後遺障害等級認定の申請(被害者請求)を行ったところ、頚椎捻挫後の頚部痛の症状、両上肢しびれの症状について、後遺障害14級の等級認定を受けることができました。後遺障害の認定を受けた時点で、自賠責保険金75万円を受領することができました。

その後、相手方保険会社と交渉(約1か月)した結果、最終的に、約230万円の賠償金額を受領することができました。自賠責保険金を併せると、合計で、約300万円を受領することとなりました。

解決のポイントは以下の点です。

1後遺障害の認定について

他の解決事例でも書かせていただきましたが、 後遺障害の審査は、基本的には書面審査により行われるため、後遺障害診断書上、どのような記載がなされるのかという点が、非常に重要となってきます。とりわけ、「自覚症状」の欄については、本人の自覚症状をしっかりと伝え、記載してもらうことが重要です。

本件では、当初作成された後遺障害診断書には、頚部のコリ感、両上肢しびれの記載がありましたが、本人が主張していた頚部痛の記載がありませんでした。そこで、後遺障害診断書の自覚症状の欄に頚部痛の記載の追記を依頼し、その上で被害者請求を行った結果、無事に14級が認定されました。

2認定後の早期解決

本件では、後遺障害の認定がなされてから約1か月以内に、先方と示談を締結することができました。

交通事故の賠償は、傷害部分と後遺障害部分に分けることができます。後遺障害の部分を含めた損害の総額は、後遺障害の認定結果が出ないと算定することが困難ですが、傷害部分については、後遺障害とは関係なく算定が可能です。

ご依頼者様の意向(予定外の支出があり、早めの入金を希望)があったこともあり、本件では、後遺障害の結果が出る前段階で傷害部分の算定を済ませておりました。その結果、認定結果が出てからすぐに、スムーズに交渉に移行することができ、早期解決を実現することができました。

依頼者様の感想

ありがとうございました。

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