事例363腰椎捻挫・右母指中手骨基部骨折
会社員男性が、腰椎捻挫後の腰部痛、右母指中手骨基部骨折後の右手親指痺れ等の症状により、併合14級の認定を受け約440万円を獲得した事例
保険会社提示額 : 375万円
- 解決額
- 440万円
- 増額倍率 :1.1倍
- 病名・被害
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- むちうち(首・腰)
- 怪我の場所
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- 腰・背中
- 手・肩・肘
- 後遺障害等級
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- 14級
事故発生!バイク対バイクの事故
平成29年某月、木下透さん(仮名・南房総市在住・50代・男性・会社員)がバイクを運転して停止中、後ろから来たバイクに追突されるという事故に遭いました。
相談から解決まで
被害者は事故により、腰椎捻挫、右母指中手骨基部骨折等の傷害を負い、約8か月の治療を余儀なくされました。
加害者加入の保険会社が後遺障害の申請(事前認定)をおこなった結果、腰椎捻挫後の腰部痛、右母指中手骨基部骨折後の右手親指痺れ等の症状により、それぞれ14級9号(併合14級)の後遺障害が認定されました。
その後被害者は、自身で保険会社と賠償額の交渉を行いましたが、これ以上の増額は難しいと保険会社に言われ当事務所に相談にいらっしゃいました。
そこで、当事務所が代理して交渉をしたところ、約65万円増額して示談解決となりました。
当事務所が関わった結果
当事務所が依頼を受け、交渉を行ったところ、約65万円増額して示談解決となりました。
解決のポイントは以下の点です。
1後遺障害の内容についての検討
本件では、当事務所が代理する前に、14級の後遺障害が認定されていました。ただ被害者は、特に親指に頑固なしびれを自覚しており、後遺障害の内容・等級が妥当なのかという疑問を有しておりました。
そこでまずは、当事務所内で後遺障害の内容の妥当性、異議申立てにより高い等級を認定される可能性がないのかという点を検討しました。
本件では、結果として現在の認定内容を前提に示談交渉を進めていく方針となりました。
2慰謝料の増額
後遺障害が認定されている事故の場合、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料の2種類が賠償の対象となります。
相手方保険会社は、当事務所が介入する前、2つの慰謝料について任意保険会社の基準額しか支払わないと主張していました。
そこで、当事務所が代理して、裁判の基準で慰謝料を算定すべきことを主張したところ、約65万円増額して示談をすることができました。
依頼者様の感想
金額が増額して良かったです。ありがとうございます。
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