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解決事例

事例359左脛骨骨折・左腓骨骨折

アルバイトの女性が、左脛骨骨折、左腓骨骨折後の痛み・つっぱり・正座ができない等の症状について後遺障害14級9号の認定を受け、約400万円(既払金を含めると約740万円)を獲得した事例

最終更新日:2023年02月01日

文責:弁護士 根來 真一郎

保険会社提示額 : 250万円

解決額
400万円
増額倍率 :1.6
怪我の場所
  • 足・股・膝
後遺障害等級
  • 14級

事故発生!歩行者自動車の事故

平成29年某月、山下さん(仮名・千葉県在住・50代・女性・アルバイト)が青信号の横断歩道を横断していたところ、右折自動車に巻き込まれる事故に遭いました。

相談から解決まで

左脛骨骨折のリハビリ
山下さんは、事故により左脛骨骨折、左腓骨骨折等の傷害を負い、約1年にわたる入通院を余儀なくされました。懸命に治療やリハビリに励まれましたが、痛み等が残ってしまいました。

山下さんは、後遺障害申請をするにあたり、念のため事前に弁護士に確認をお願いしたいとご相談にいらっしゃいました。後遺障害申請や賠償について説明をさせていただき、当事務所に依頼いただくこととなりました。

その結果、後遺障害14級9号の認定を受け、最終的に約400万円(既払金を含めると約740万円)という金額で解決することができました。

また、ご依頼をいただいてから後遺障害申請を行い、賠償金を受領するまで約3カ月と、短期間で解決をすることができました。

当事務所が関わった結果

当事務所が依頼を受け、交渉を行った結果、適正な損害賠償額で解決することができました。

解決のポイントは以下の点です。

1後遺障害認定と短期解決

山下さんは、なんとか元の体に戻そうと懸命に治療やリハビリに励まれました。しかし、症状が残ってしまったことから、後遺障害診断書の記載を受け、後遺障害申請を行うこととなりました。後遺障害診断書の内容について、当事務所での確認を経て後遺障害認定申請を行いました。

いかなる後遺障害認定となるか事前に検討することができたため、後遺障害の認定結果が適切か即座に判断することができ、認定結果が通知されると同時に損害賠償の交渉に移ることができました。

その結果、後遺障害認定申請から賠償金受領まで約3か月という短期間で解決をすることができました(後遺障害認定申請を行うと、通常は認定まで一、二か月かかります。医療照会が必要と判断された場合、3カ月以上かかる場合もあります。)。

2慰謝料の交渉

山下さんは、保険会社より、低額の慰謝料の提示を受けていました。

そこで粘り強く交渉し、裁判を行った場合に計算される金額の約99%と、交渉で解決することができたにもかかわらず、裁判基準に遜色のない金額で和解することができました。

依頼者様の感想

ありがとうございました。

※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。

本事例へのよくある質問

脛骨骨折・腓骨骨折について教えて下さい。
  • 脛骨(けいこつ)、腓骨(ひこつ)は脚の骨となります。
【解説】
後遺障害等級14級の慰謝料はどうなりますか?
  • 後遺障害慰謝料は裁判の場合110万円となります。
【解説】
  • 交通事故の慰謝料には①入通院慰謝料と②後遺障害慰謝料があります。
  • ①入通院慰謝料は入院・通院した期間・回数などによって認められる慰謝料です。
  • ②後遺障害慰謝料は後遺障害が認定されたことによって認められる慰謝料です。
  • 個別の事情ごとの具体的な金額は、交通事故と慰謝料の解説をご参照下さい。
後遺障害等級14級の逸失利益はどうなりますか?
  • 「事故前年度の収入×5%(労働能力喪失率)×67歳までの期間」で計算する逸失利益が認められます。
【解説】
後遺障害申請から認定まではどの位の期間がかかりますか?
  • 2カ月前後が多いでしょう。
【解説】
  • 追加の証拠が必要となった場合、長期化することがあります。
  • 高次脳機能障害事案、異議申立事案など複雑な事案の場合には長期化することがあります。