無職の男性が、頚椎捻挫後の頚部痛、両上肢のしびれの症状により14級の認定を受け、約220万円を受領した事例

平成29年某月、松尾さん（仮名・千葉県在住・60代・男性・無職）が、信号待ちで停車中（自動車）に、加害車両に後部から追突される事故に遭い、頚椎捻挫の傷害を負いました。

松尾さんは、事故から約1か月が経過した時点でご来所されました。ご来所された時点で、保険会社の説明、対応等につき不信感を持たれていましたので、当事務所が窓口となり、保険会社と連絡・交渉を行うこととなりました。

事故後、約8か月間治療を続けましたが、最終的に、頚部痛・両上肢のしびれといった症状が残ってしまいました。事故から半年以上も経過していたこともあり、交通事故の治療としては一区切りをつけ、後遺障害の手続に移行することとなりました。

本当によかったです。ありがとうございました。

自賠責保険に後遺障害の申請をして75万円が振込されました。後遺障害分の補償は終わりですか？

75万円は後遺傷害分の補償の一部です。 「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）に認定された場合、自賠責保険に直接請求をした事案では75万円が先に振込されます。

後遺障害が認定された場合、後遺障害逸失利益と後遺障害慰謝料が別途支払されます。 具体的な金額は、加害者任意保険会社との交渉で決まります。

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後遺障害認定結果が出る前に示談交渉を始めることはできますか？

後遺障害認定結果が出た後に示談交渉を行うのが原則です。

ただし後遺障害部分以外について先行して示談交渉を行うことは可能です。 たとえば休業損害や入通院慰謝料、通院交通費などの交渉を先に行うことは可能ですし、先に合意することも可能です。

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無職でも慰謝料はもらえますか？

もらえます。 ただし、無職の場合には休業損害や逸失利益はもらえないことがあります。

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