頚椎捻挫と腰椎捻挫（14級）の30代男性会社員が、交渉で283万2430円を獲得した事例

事故の状況

児島さん(仮名)は車を運転して渋滞で止まっていたところ、後ろから追突されました。

ご相談内容

児島さんは8か月ほど通院

児島さんのけがは頚椎捻挫と腰椎捻挫です。首から肩の痛み、腰や背中の痛みに悩みます。

8か月通院を続けたものの、完治せずに治療は終わって症状固定となりました。

治療終了のころに弁護士に相談

児島さんは治療終了のころに弁護士に相談します。これからどのように手続きを進めていけばよいか、よくわからなかったからです。

弁護士に相談したところ、児島さんは次のようなアドバイスをもらいました。

1. けがが治っていないのであれば、後遺障害の申請ができる。
2. 弁護士が関わったほうが、適切な後遺障害の認定になりやすい。
3. 弁護士が入ったほうが、賠償金が増える確率が高い。

児島さんは弁護士の話を聞いて、弁護士に頼むことにしました。

弁護士の対応と結果

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14級で75万円を自賠責保険会社から受領

弁護士が後遺障害の申請をしたところ、首から肩周囲の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）、腰や背中の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）となりました。

2つの後遺障害で併合14級となりました。

併合14級となったので、児島さんは75万円を自賠責保険会社から受け取りました。

交渉で208万2430円を任意保険会社から受領

弁護士は、任意保険会社と交渉をスタートします。

慰謝料などが争いとなったものの交渉はスムーズに進みました。結果として208万2430円で合意します。

児島さんは、208万2430円を任意保険会社から受け取りました。

児島さんが受け取った金額のまとめ

解決のポイント

1. 慰謝料を裁判の基準の80％程度から100％に増額することに成功

保険会社がはじめに提示した慰謝料は、裁判の基準の80％程度でした。

しかし、交渉であっても裁判の基準の100％の慰謝料にするよう弁護士は請求します。

結果として、弁護士の主張どおり裁判基準の100％の慰謝料で合意できました。具体的には次のとおりです。

1. 通院慰謝料は8か月の通院で別表Ⅱの103万円
2. 後遺障害慰謝料は14級で110万円

2. 後遺障害の申請前に弁護士に相談

児島さんは、後遺障害の申請前に弁護士に相談しました。

頚椎捻挫や腰椎捻挫では、適正な後遺障害の認定のために気を付けるポイントがあります。

申請前に弁護士に相談したことにより、児島さんはスムーズに後遺障害の申請をすすめることができました。

ご依頼者様の感想

裁判にならず、きちんとした賠償額になってよかったです。

（千葉県野田市・30代・男性・会社員）

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